『カフェ・リンドバーグ〜ぼくらの恋愛心理学2』
ブランド:アイン
ジャンル:視点選択式ADV
レーディング:18禁
シナリオ:高城響&鷹匠早紀
原画:麻生海
ボイス:有
萌え:制作側の萌えと同化できるか否か
総合:佳作
シナリオ:★★☆
……あれっ?
バッキーを継ぐダーティヒーローがいないじゃないか……!!( ゚д゚)
な、なぜ! 認めん! 認めんぞそんなことはああああ!! ……と、ひとしきり騒いでから気づきました。俺、俺、バッキーのこと……。
今度の心理学シリーズは、オサレなカフェを舞台にしたオトナの恋愛劇。前作よりとっつきやすくなり、ライトユーザーにも好まれる作品に仕上がっていますが、大きな問題にぶち当たらないのでメリハリに欠ける。
キャラクターも良くも悪くも没個性で、前作のような剥き出しの暗黒面は見られません。でもやっぱカラッとした男もいません。ウェッティ。
カップリング総当たり、自由度が上がったのが、没個性の大きな要因かと。“キャラを好きになる”というよりは、“カップリングを好きになる”作品なのだと思います。
とはいえ、アインさんはかなり露骨に自分好みの受けキャラ(前作なら葉、今作は司)を推してくるので、それが趣味に合わない、苦手だとしたら、なかなかキツイものがあります。総当たりとはいえ受け攻めほぼ固定、リバ上等なので、地雷持ちの方は事前チェックをするが吉。特に進哉は、智裕相手でしか受けポジションにいないので要注意です。
さて、くっつけた二人の話が面白いかと言えば……正直、そうでもない。彼らの恋愛には障害らしき障害がない。そんなもん、どう感情移入しろというのか。雰囲気を楽しめれば勝ち。一度しらければどこまでも冷めてしまう。
オールクリアで出現する隠しルートは、カフェのマスターと愛人・少年Aが紆余曲折を経てくっつくまで。ようやく起承転結のある話が読めて、このルートは満足でした。
グラフィック:★★★
前作に引き続き麻生海氏が担当。塗りは明るくとっつきやすくなっていますが、今度は原画のほうが不安定気味で残念。キャラデザも没個性なので、印象に残りにくいです。
サウンド:★★★
ボサノヴァやジャズをメインにした、そのままカフェで流せそうなBGMがイイ。
ボイス:★★★★
BL的に超豪華。智裕役のマイケル田中さんは特にハマり役。進哉のぼそぼそしゃべり、少年Aの未熟さと鬱屈が込められた口調など、キャラクターをよく理解しているんだなと感心しました。惜しむらくはマスター役の一条和也氏が、ガイキチキャラじゃなかったこと。ホント損失レベルだと思います。
演出:★★☆
可もなく不可もなく、標準的なADVゲームの演出です。
システム(ゲーム性含む):★★★☆
前作同様、視点選択システムを搭載。ただし、前作より難易度はかなり下がり、誰もが熱望したであろう「くっつけたいCPのどちらかを選べばOK」な仕様になっています。新しく搭載されたサブ視点システムは、特に展開に支障を来さないので、おまけとして楽しめます。
マスターと少年Aのルートは、オールクリア後にようやく解放。
コンフィグ画面も使いやすく、ストレスの溜まらない良いシステムでした。
総合:佳作
操作性・快適性などハード面は前作よりぐんとアップ。ソフト面は、シナリオ、グラフィック共々、前作に比べパワーダウン。
両作品プレイして気づいたこと。自分、あれだけストレス溜めたのに、それでもbirdieが、否……バッキーが、好きなんだ……orz

好きキャラ:少年A
好きルート:少年Aルート
好きカップリング:-
好きサウンド:『You&me, always』
こんな人にオススメ:リバ好き、好きになれそうなキャラがいる、視点選択システムのファン

PS2版。新キャラ追加、PC版後が物語の舞台。 ドラマCD。CPは例によって偏っているので事前チェック必須。 小説版。智裕×司がメイン。

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