※上リンクはPS2版です
『Angel's Feather』
ブランド:BlueImpact(解散?)
ジャンル:RPG+ADV
レーディング:X指定(追加ディスクインストール済)
シナリオ:津島澪
原画:山本和枝
ボイス:有(追加ディスクには無)
萌え:声優
総合:凡作
シナリオ:★☆
白い翼と黒い翼の一族が、学校通ったり戦ったり恋したりする中二(ry ……超王道設定ファンタジーRPG。
仮にもエロゲーマーである自分は、当然兄ブランドの存在と評価を知っていました。なのになんで買ってしまったのか……。良くも悪くも王道、チープで実のないストーリー。ここまで恥ずかしげもなく王道を貫かれると、なんかもういっそ新鮮だった。
突っ込み出したらキリのない矛盾点多数。(例・魔力を持たない白い翼と、魔力を持つがゆえに迫害されてきた黒い翼。←なぜ強い方が迫害されるのか?)(例2・前述の通り、魔法は黒い翼しか使えない。←回復魔法やら攻撃魔法やらジャンジャン使ってる白い翼&パンピーが3名ほどいますがそれは)
開始3分でネタバレするゲームは悲しいことに少なくないのですが、よもやまさか発売前のメディア展開で敵バレさせられるとは思わなかった。もう真相なんてどうでもいいじゃない! というメーカーの開き直りか、ユーザーから意味もなく楽しみを削いでほくそ笑みたかったのか、はたまた単に愚鈍なだけか。何にせよ、あの仕打ちは忘れられない。
さらに、最大の売りである(と思われる)キャラクターたちも、思慮や配慮といったものに欠けたアホの子ちゃん揃いなので、どうにもついていけない。まだ若い方か、よほど現実に疲れたオトナでなければ、敵味方関係なしに放たれるピュワーオーラに耐え切れないと思います。
カップリング総当たりが特徴に挙げられますが、受け攻めはほとんど固定。さらに、オフィシャル推奨CPもあるので、それ以外で組み合わせても気が散って仕方ありませんでした。
受け攻めによってキャラの性格が変わるのはご愛嬌。ついでに「いつ好きになったんだよ!?」と全力で問いかけてみたくなる超特急快速ラブ展開は、もはやBL界のお家芸とでも言うべきか。
とはいえ、チープで実のないストーリーとキャラというのは、良く言えばとっつきやすく萌えやすい。特に極限まで記号化されたキャラは、好みに合えば何の疑問もなく萌えられるでしょう。本当にお約束通りのことをかましてくれるので。
自分はわかりやすく銀髪@鈴木千尋の来栖、ツンデレ弟の櫂あたりが可愛く思えたので、 定 価 で買った元は取れたかなといったところ。そう自分に言い聞かせる。

てきとうメンバー紹介
名前 属性 武器 傾向 備考
羽村翔 日本刀 前衛物理攻撃担当。可もなく不可もなく。 熱血主人公(?)空気気味。
まあ、そんなもんだよな。
御園生櫂 ロッド 後衛魔法攻撃担当。
全体攻撃は使えるが、いかんせんHP最弱。
主人公の双子の弟。クールな優等生。
天然ボケツンデレ。
逢坂来栖 長剣 前衛物理攻撃担当。そこそこ強い。
技名がなぜか一人だけ動詞。
学園の先輩。銀髪オッドアイの王子様。
ツッコミツンデレ。
千倉杏里 フルート 後衛回復+ステータス上昇魔法担当。
彼の回復なくしては生きられない。
主人公のルームメイト。
ドジっ子眼鏡。かわいい。
水落瀬那 銃器 後衛物理・魔法攻撃+回復担当。器用貧乏。 学園の教師。正体は王家の近衛兵。
アダルティな青年。
東堂紫苑 ナックル 前衛物理攻撃担当。強いので重宝。 学園の教師。正体はクリスの従者。
クリス第一の過保護なおっさん。
青木直人 日本刀 物理攻撃中心。普通にすれば勝てる。 主人公の親友にして敵対関係。
同じく熱血剣道少年。超健全ゆえ影薄。
上杉凪 ロッド 魔法攻撃中心。ラスダン付近に出てくる情念に注意。 櫂の幼なじみで親友で敵。純粋少年。
櫂と不健全な友情を育んでいる模様。
レイヤード 長剣 物理・魔法まんべんなく使う。
精霊召喚でカタをつけるとヨシ。
敵のボスで黒い翼。
昼間は普通のホモ学園長。
ラン ステータス異常が半端ない。
杏里のステータス上昇魔法をかけた上で挑むべし。
敵のボスのボス。
オフィシャルでネタバレしてるからバラしちゃう!黒幕はランラン!
グラフィック:★★
いつもの山本和枝、と言えば、氏をご存知の方には通じる。
男とも思えぬ美少女顔キャラも混じっているため、女性には敬遠されるかもしれません。自分はここのグラフィッカーの塗りが好きなので、一概にキライとは言えませんが。
サウンド:★★★
主題歌は雰囲気に合っていて良い。
いかにもなRPG音楽も、特に面白みはないけれど安定した楽曲揃いだったように思います。
ボイス:★★★★☆
開発費のほとんどをここに注ぎ込んだんじゃないのか? すごい豪華声優。声優フェチならば買って損はないと言えるほどのキャスト陣。ここだけは真面目にオススメ。
それでも、18禁追加ディスクを声無しにしたメーカーの罪は重い。そうかと思えば続編の特典に18禁ボイス追加パッチ。見上げた商売魂です。
演出:★★
目パチは、当時のBLゲームでは物珍しかったかもしれません。それ以外は特筆すべき箇所はなし。いたって普通のADVです。
システム(ゲーム性含む):★☆
RPG部分も、いつものStudio e.go!と言えば通じる。難易度は恐ろしく低く、コンボ技を使い続ければいつの間にか勝っています。
アリスと並べてはエゴ的にもカンベンしてくださいよってなもんでしょうけれど、王子さまシリーズと比べ物にもなりません。ここでもやはり、キャラの掛け合いのみを楽しみましょう。
セーブ数の少なさには頭を抱えるハメになるでしょうが、杏里(回復)死んだまま放置、挙句に手持ちの薬が切れたなどの不幸、もしくは半分寝ながらプレイしていたなどのうっかりがない限り、戦闘で負けることはまずないので、セーブなぞどうでもいいです。
総合:凡作
今でこそBLゲーム 入門は咎狗orニャメントなんて言われていますが、スペックを満たしているのであればこちらも入門として紹介しておきたい作品です。ぶっちゃけ、ニトロキラルを最初にやってしまっては、その他のゲーム全てが色褪せて見えてしまう危険があるので。ハードルは低めに設定していきましょう。
このゲームの良いところはやはり、さっさとお気に入りのキャラを見つけて、頭空っぽにして萌える、バカ笑いして楽しむなど清々しくプレイできることだと思います。
何だかんだいちゃもんつけてきましたが、この間うっかり凪×櫂ドラマCD買ってきたあたり、自分も案外キャラ萌えの罠にハマっているのかもしれません……。

好きキャラ:逢坂来栖、上杉凪
好きルート:-
好きカップリング:凪×櫂
好きサウンド:『White Revolution』
こんな人にオススメ:何を置いても声優萌え、キャラさえ良ければすべて良し、山本氏の絵が好き

PS2版。システムが極悪……。 ビジュアルファンブック。来栖×翔書き下ろしSSも。 カオスなOVA版。視聴中、正気に返らなければ抱腹絶倒の面白さ。 絵師の女性向け画集。氏の絵が好きなら買い。

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